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2016年03月31日

IT:メモ用アプリ「Evernote」

◆便利な無料アプリ「Evernote」を導入
 iPhone とパソコンで同期できるメモ作成アプリを探した。
 iPhone の「Day One」で書込んだ日記の内容テキストをパソコンに移すためである。
 「Day One」をパソコンで利用するには、別の有料版(高い!)が必要。。

 無料ながら、圧倒的な評価を受けているのが、「Evernote」であった。
 いろいろ比べるのは手間がかかるので、これに決めた。
 早速、iPhone にダウンロードし、インストール。

 すると、パソコン(Vaio)に自動的にメールが送信される。
 このメールには。パソコン用「Evernote」のダウンロード・リンクが載っている。
 これを利用して、パソコンにもインストール・

 iPad には、ホーム画面に自動的に「Evernote」へのリンク・アイコンが表示される。
 (サインインをミスって、アプリを再インストール)
 iPad とパソコンで、iPhone と同じアカウントでサインインすると、3者が同期した。

◆「Evernote」の特徴と使い方
 これは期待以上の優れものである。

  ・iPhone、iPad、パソコンでメモなどが同期できる(15分程の時間差)
  ・テキストのメモだけでなく、カメラ画像、音声ファイルも収録できる
  ・操作性もまずまず(パソコン版は画面がきわめて見えにくい!)

  ◇ ◇ ◇

 iPhone で「Day One」に書込んだ日記のテキストを、iPhoneの「Evernote」にコピペ。
 パソコンで「Evernote」からテキスト・エディタにコピペ。
 やや手間がかかるが、これで「Day One」の日記をパソコンで編集できることになる。

 カメラ画像は、メモ入力画面でカメラ・アイコンをタップすると撮影できる。
 画像は、タイトルを付けて保存(JPG形式)すると、メモと同列に管理できる。
 iPhone直接の写真と違い、タイトルをつけられるので、それなりに大いに便利だ。

 音声ファイルは、メモ入力画面でマイク・アイコンをタップすると録音できる。
 音声は、タイトルを付けて保存(MP2形式)すと、メモと同列に管理できる。
 メモを書込む余裕がない時など、しゃべって保存できるので、かなり役に立ちそうだ。、

2016年03月26日

IT:iPhoneの日記用アプリ「Day One」

◆旅の記録は紙のメモ帳に書いていた
 これまでは、小さな紙のメモ帳を持ち歩いていた。
 そこに記録した内容を、後で、パソコンでテキスト・ファイルに入力。
 近年、これが面倒になってきた。(年のせい?)
 
◆iPhone の「メモ」アプリに入力することを検討
 iPhoneの標準アプリ「メモ」を使ってみた。
 しかし、フォルダやファイルの名前を付けてメモを管理するので、いちいち面倒だ。
 汎用的なアプリだから、これはやむを得ないと思う。

◆日記用アプリ「Day One」を検討
 ネットで推奨されている日記用アプリ「Day One」を購入してみた。(\600)
 英語版であるが、日本語入力は容易で、きわめて使いやすい。
 カレンダーと連動して、日付がフォルダで、入力時刻がファイル名になる。

 日記用のアプリであるから、旅日記にも適している、と結論。
 旅先で、紙のメモ帳にチョクチョクと書いていたのが、iPhone入力に代わる。
 つぎの紀行で試してみようと思う、(メモ帳も用意していく)

  ◇ ◇ ◇

 iPhoneにインストールしたら、iPad Air2 のホーム画面にアイコンが現れた。
 つまり、iPad でも日記を共有できるということだ。
 Appleの世界では、パソコンの iMac を含め、こうした共有が常識なのである。

2016年03月07日

IT:iPhoneの写真からGPSデータを取り出す

◆写真には Exifファイルが付いている
 デジカメの写真には、その写真を撮影した時点の諸データが含まれている。
 日時、サイズ、撮影時設定データ、GPSデータ、カメラの向き、などなど。
 それが Exif というファイルである。

 Exifファイルを読み込むフリーソフト「E6Exif」をパソコンにダウンロードした。
 インストールして、iPhoneの写真でテストしてみた。
 GPSデータをCSV形式でエクスポート(=データベースで利用)できることが確認できた。

◆旧町名の標柱のGPSデータ取得に利用
 標柱の正確な位置は、GPSデータで示される。
 iPhoneで標柱を撮影し、そこからGPSデータを取得する、という作戦を立てた。
 上記の「E6Exif」を利用すれば、それが可能になる。

◆新発田マップへの応用
 現在の新発田マップでは、旧町名のマーカーを適当に判断して配置している。
 これを改めて、標柱の正確な位置を決め、そこに旧町名マーカーを表示したい。
 そうすれば、マップ上で標柱の位置に旧町名が一致して表示できることになる。

 標柱に十分近づいて撮影すれば、カメラと被写体のGPSのズレを小さくできる。
 もともとのGPSにも測定誤差があるので、少々のズレは許容範囲と思う。
 40ヶ所ほどある標柱の撮影をするのは、けっこう楽しめると期待している。


◆GPSデータは便利だが危ない
 写真のGPSを取得してGoogleマップを開き、撮影場所にマーカーを立てるアプリもある。
 どこで撮った写真なのか、簡単にわかる。
 いろいろなアプリがあるが、便利さの裏には危険も潜んでいる。

 例えば、「E6Exif」では、Exifファイルの閲覧、編集や項目の削除などができる。
 スマホで撮った写真をネットで公開すると、Exifファイルの内容は丸見えになる。
 プライバシーの観点からは、特にGPSデータが公開されることに注意したいものだ。

 また、ある写真のExifファイルを、意図的に書き換えて、ネットで公開する手口もある。
 他の写真のファイルと入れ替えているかもしれない。
 ネット上には、そんな写真が紛れ込んでいると思わないといけない。

  ◇ ◇ ◇

 スマホには、ExifファイルにGPSデータを記録させない機能がある。
 iPhoneなら、<設定 → プライバシー → 位置情報サービス>で、オフを設定する
 オンならGPSデータが各種アプリに渡され、オフなら渡されない。

 ただし、オフにするとマップに現在地を表示できないなど不便も大きい。
 オンにしておくとして、ネットで写真を公開するときには気をつけるしかない。
 自分だけでなく、被写体のプライバシーにも配慮しなくてはならない。

  ◇ ◇ ◇

 我が一眼レフとビデオカメラには、GPS機能がついていない。

2016年03月02日

日常:春3月雑感(2016年)

◆春が来るのに…
 閏年の2月が終終った。
 春が来る3月。
 2016年も2ヶ月が過ぎた。

  ◇ ◇ ◇

 年初から、東京市場は、株価・ドル円の乱高下が続いている。
 日銀の金融緩和でもたらされた虚飾の株高・円安が崩れかけている。
 アベノミクスも国民の支持を失い始めた。

 そもそも、風が吹けば桶屋が儲かる、というのがアベノミクスだった。
 「虚」のアベノミクスを継続するのは、社会を蝕む。
 「実」の社会に基づいた「実」の経済を構築したいものだ。

 しかし、国会には「虚」を掲げる与党と「実」を語れない野党。
 「詭弁」の総理と「非論理」の野党議員。
 まさに、悲劇的であり、喜劇的でもある。

  ◇ ◇ ◇

 もう春が来るのに、「虚」の経済が揺らぎ、荒れている。
 もう春が来るのに、「実」の社会は肩をすくめている。
 ホントの春は、まだ来ない。