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世相:リオ五輪~陸上400mリレー

◆陸上男子の400mリレー。
 リオ五輪で、第一に注目していた種目であった。
 これまでにも銅メダルの実績があり、有望視されていた。
 結果は、輝かしい「銀」メダルであった。

◆リオ五輪の写真、これ一枚!

 Rio400m_320.jpg
(日経電子版より転載)

 先頭を爆走するジャマイカのボルト、追走する2位のケンブリッジ飛鳥。
 二人の体格差は歴然、衝撃的でさえある。
 ハンディ戦でない、真っさら勝負。

 後方からは3位のアメリカ(失格)、4位のカナダ(3位)が迫る。
 写真としては、そこまで入れたのを掲載して欲しかった。
 小柄な飛鳥が、一層、際立ったであろうから。

◆不可能を越えた技
 400mリレーでメダルなど、不可能だと思い込んでいた。
 2008年北京大会の銅メダルの時は奇跡だと思った。
 それが「銀」メダルにアップしたのである。

 各国チームの4人のタイムの合計では、日本は決勝に残れるかどうか。
 それを埋めたのは、バトンの高速アンダーパス。
。圧倒的な体格のハンディを『リレーの技』で克服した。
 
 スキ間の発想というか、発想の転換というか。
 もちろん、4人の選手の個々の走力が基本にある。
 400mリレーは、日本人のチーム力のすばらしさを改めてアピールした。