世相:小池百合子氏、初の女性都知事に
◆即、当選確実!
7月31日投開票の都知事選は、締切り直後に、NHKが小池氏の当選確実を報道した。
圧勝であった。
自分は、女性であることに期待して、小池氏に投票した。
今回は、21名も立候補したが、実質、三名の争いとなった。
投票率は、59.7%と高かった。
投票結果は以下の通りである。(NHKオンラインより一部を転載)
候補者名 | 得票数 | 備考 |
小池 百合子 | 291万2628票 | 当選 |
増田 寛也 | 179万3453票 | 自民・公明他推薦 |
鳥越 俊太郎 | 134万6103票 | 民進・共産他推薦 |
上杉 隆 | 17万9631票 | (以下略) |
◆所感
圧勝した小池氏は、早出しジャンケンでリードし、選挙運動の演出も巧みであった。
都民への政策も分り易くアピールし、支持の輪を急速に広げた。
今後は公約通り、政権・都議会と馴れ合いに陥らぬよう、難題に挑戦して欲しいものだ。
完敗した増田氏は、岩手県知事や総務大臣を歴任しながら、印象に残る成果は見えない。
首都東京の知事には地味過ぎる印象で、華やかな小池氏の前では影が薄かった。
推薦した自民党は、都民の候補者鑑別力を完全に甘く見ていた。
惨敗の鳥越氏は、都政に何のビジョンも持たずに立候補したことを露呈した。
反核や護憲などを打ち出し、都知事としての適格性にも欠けていた。しかも高齢者。
そもそもこんな候補者を担いだ民進党幹部の政治感覚はどうなっているのだろうか。
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