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2016年09月30日

日常:9月の雑感

◆9月30日の雑感
 今日で9月が終わる。
 実感として、夏が終わり、明日からは秋。
 気分も大きく変わる。

 最近、感じたこと:

 大相撲秋場所で、豪栄道が全勝優勝した。
 カド番大関が、アレヨアレヨという間に賜杯を手にした。
 白鳳が休場したとはいえ、快挙であることは間違いない。

 プロ野球パ・リーグでは、日本ハムが11.5ゲーム差から逆転優勝した。
 立役者は、投手と打者の二刀流をみごとにこなした大谷選手。
 打者として本塁打20本、投手としては、優勝決定ゲームで完封し10勝目を挙げた

  ◇ ◇ ◇

 雨続きの西日本で、野菜の生育不足が深刻だ。
 台風に連続して襲われた北海道の野菜被害も影響が大きい。
 ニンジンは一袋三本入りが二本に、タマネギは玉が小さくなった。

 パセリは業務用にしか販売できない、と八百屋のご主人。
 魚も、海が荒れ、温暖化の影響もあって、不漁が続いている。
 サンマは細身で短く、値段も高い、と魚屋のご主人が嘆いていた。

  ◇ ◇ ◇

 消費者にはいくつもの代替品があるが、生産者には逃げ場が無い。
 生産意欲をそぐことのないよう、政府は手厚い資金援助を実施すべきだ。
 東京に3兆円もかけて、ムダな五輪施設をポコポコ作るような政治は愚かである。

2016年09月23日

日常:ひとつ仕事をこなしました

◆小さめの仕事をこなす
 以前に納入したシステムの保守の依頼があった。
 ここしばらく、プログラムの修正作業を続けてきた。
 現在は最終テストを待っている状態である。

 今回の依頼内容を検討しているとき、つい、欲が出た。
 10年以上前に開発したプログラムで、どうにも気になっている箇所があった。
 ずいぶんと技巧的な方法で作られている。

 ちょうど修正がそこに関連するので、ついでに修正することにした。
 採算は考えない自主的な作業で、職人気質を発揮してしまったともいえる。
 新プログラムはスッキリした形になった。

◆脳の働かせ方
 プログラムの作成では、ふだんは使わない理数的な脳の部分が働く。
 いろいろな条件を考えながら、論理的にプログラムを組み立てる。
 そのプログラムに実際のデータを流して結果を評価する。

 考慮中、作業中には、脳内の血流が激しくなる。
 パソコンを操作して数時間も格闘する。
 脳の理数的な部分がフル稼働しているようで、芯まで疲れる。

 ひと休みでランチなどをすませると、強烈な眠気に襲われる。
 座ったままで、2時間ほども寝込んでしまう。
 熟睡に近く、目覚めはきわめて心地よい。

 体を動かして運動すると、ふだん使わない部分が筋肉痛になる。
 脳も理数的に使いまくると、ふだん使わない部分が疲労する。
 体力も脳力も老いれば衰えるが、それなりに新たな境地が開かれるようだ。

2016年09月12日

日常:台風が北海道の野菜を襲う

◆三つの台風が北海道へ
 今年の夏は、台風が連続して北海道を襲った。
 各地で記録的な雨量となった。
 報道では、野菜畑が土砂に流されていた。

 北海道は、これまで台風の影響は、あまり受けていない。
 温暖化による異常気象のせいか、太平洋側を北上して、北海道の東部に上陸した。
 野菜の大生産地が直撃された。

◆タマネギ、ジャガイモ、ニンジンは大丈夫?
 野菜の生産は、まったくの北海道頼みで、北海道無くして日本の食卓は成り立たない。。
 基本食材で代役の効かないタマネギ、大半を占めるジャガイモ、シェアの高いニンジン。
 これらの被害が大きいと、特に首都圏への影響はかなり出てきそうだった。

都道府県別野菜出荷量ランキング(2013年)

野 菜 名1 位2 位3 位
タマネギ 北海道57佐 賀16兵 庫 8
ジャガイモ北海道83長 崎 5鹿児島 4
ニンジン 北海道30千 葉 9徳 島 9

(資料出所) 野菜統計 > 野菜別ランキング  → こちら


◆被害は部分的に済んだ
 八百屋さんの情報では、北海道野菜の不足は杞憂であった。
 北海道は広いので、被害地は部分的。
 また、タマネギ、ジャガイモは、水をかぶっても洗えば出荷できるということだ。
 
 このところ値上がりしていたタマネギ、ジャガイモは、値下がりに転じたとのこと。
 これで安心して、カレーライス、コロッケやポテトサラダが食べられる。
 ニンジンは水で腐ってしまうので影響があるというから、使う量を減らそうか。

  ◇ ◇ ◇

 メディアは、大きな被害を中心に報道するが、それは一部を切り取っているに過ぎない。
 残りの大半は平常で、北海道の野菜出荷に不安はない。
 被害とともに食生活への影響までを報道するのがメディアの仕事だが、どうも危うい。


◆首都圏のダムの貯水量は危機を脱した
 台風の余波で水源地に雨が降り、首都圏のダム貯水量が増えた。
 9/9現在の貯水率は、全体で75%を越え、最低時の50%から回復した。
 ただし、一昨年、昨年の貯水率は、いずれも90%台こうはんであった。