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日常:ひとつ仕事をこなしました

◆小さめの仕事をこなす
 以前に納入したシステムの保守の依頼があった。
 ここしばらく、プログラムの修正作業を続けてきた。
 現在は最終テストを待っている状態である。

 今回の依頼内容を検討しているとき、つい、欲が出た。
 10年以上前に開発したプログラムで、どうにも気になっている箇所があった。
 ずいぶんと技巧的な方法で作られている。

 ちょうど修正がそこに関連するので、ついでに修正することにした。
 採算は考えない自主的な作業で、職人気質を発揮してしまったともいえる。
 新プログラムはスッキリした形になった。

◆脳の働かせ方
 プログラムの作成では、ふだんは使わない理数的な脳の部分が働く。
 いろいろな条件を考えながら、論理的にプログラムを組み立てる。
 そのプログラムに実際のデータを流して結果を評価する。

 考慮中、作業中には、脳内の血流が激しくなる。
 パソコンを操作して数時間も格闘する。
 脳の理数的な部分がフル稼働しているようで、芯まで疲れる。

 ひと休みでランチなどをすませると、強烈な眠気に襲われる。
 座ったままで、2時間ほども寝込んでしまう。
 熟睡に近く、目覚めはきわめて心地よい。

 体を動かして運動すると、ふだん使わない部分が筋肉痛になる。
 脳も理数的に使いまくると、ふだん使わない部分が疲労する。
 体力も脳力も老いれば衰えるが、それなりに新たな境地が開かれるようだ。